gracetory’s blog

東池袋にある合同会社グレストリのエンジニアブログです

今日から使える 業務でよく使うExcel機能の紹介

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こんにちは。ykira(@rakipagu)です。

気がつけば年があけて一ヶ月が経過しようとしています。

年末年始も特にトラブルなくゆっくり過ごすことができました。

今年はコロナの影響で帰省や正月の挨拶はできませんでしたので

ただぐーたらしていただけという話もありますが……

そんな感じで今年も宜しくお願いいたします。

Excelって便利ですよね

私はExcelを表計算機能以外の目的で使うことが多いです。

何かで出力された文字列をExcelに貼り付けてソートしたりとか

出力されたいくつかの数値をsum関数で合計値をだしたりとか。

他のアプリケーションなどでもできるのでしょうが

自分が使い慣れているということもあり、ついついExcelを使ってしまいます。

さて今回は、そんな私が業務でよく使うエクセル機能を紹介したいと思います。

簡単に使える機能

文字列区切り

かなり使用頻度の高い機能です。

たとえばこんなデータがあります。

a_chan,9726
b_kun,467
c_sama,23527
※以下これが続く……

これをソートしたいなーとか、数字の合計ほしいなーとかあると思います。

そんなときにはまず文字列区切りを使いましょう。

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おもむろに貼り付けただけではソートも計算もできません。

貼り付けたデータを選択して、メニューのデータ>区切り位置をクリック。

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なんかメニューでますが、2ページ目で区切りたい文字を選択しましょう。 (今回はカンマ)

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完了すると、アラ簡単。

カンマで分割されてそれぞれ別々のセルになりました。

あとはソートするなり、合計出すなり好きにできますね~

強調表示

たとえばこんなデータがあります。

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単純に重複している行を削除であれば重複削除でいいんですが

重複しているものを見つけたいって場合は強調表示してやるといいです。

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貼り付けたデータを選択して、メニューのホーム>条件付き書式をクリック。

なんか出てきますが、セルの強調表示ルール>重複する値…を選択しましょう。

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強調する色はデフォルトでok。

するとホラ。重複しているセルに色が付きましたね~

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他にもこんなデータがあったとして

目視って危険なんでFALSEだけ強調表示したいなーって思います。

そんな時も、セルの強調表示ルール>指定の値に等しい…を選択しましょう。

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出てきたダイアログの入力欄にFALSEと入れてOKすると

このように強調表示されています。

他にもフィルターでFALSEのものだけ表示するとかでもいいですね~

データを比較してみよう

自分が一番使用頻度が高いのは、2つのデータを比較する使い方になります。

たとえばあるデータのbefore・afterに差異がないよねとか確認したいとき

データを文字列区切りとか使って、左右に貼り付けます。

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空いているD列がミソで、ここに比較関数を記載します。

単純にセル同士を比べたい場合は、=A2=E2とかでいいのですが

比べたりセルが多いと一個ずつやるのは面倒くさいです。

そんな時はすべてくっつけて比較しましょう。

CONCAT関数を使って、=CONCAT(A2:C2)=CONCAT(E2:G2)です。

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差異のある行はFALSEになるので、FALSEを強調表示とかにしておけば

見落としも減りますね~

比較したいけどデータの順番がバラバラ、抜けもある

よくあります(笑)

データがバラバラだったり、抜けがあったりとか。

そういうときはやっぱり伝家の宝刀vlookup!!

別にvlookup関数使えるから何だってわけではないですが、単純に便利ですね~

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こんなデータがあるとします。

果物名でソートしても良いのですが、抜け漏れあると順番がズレます。

そんな時は一度vlookupで紐付けましょう。

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今回はこんな感じで比較をしました。

  1. 元データのところに貼り付けたデータをCONCAT関数で結合しておく(K列)

  2. afterにvlookup関数を使ってbeforeの果物名と同じものの結合した文字列を取得する(E列)

  3. beforeの結合した文字列とafterの文字列を比較する(D列)

比較結果がFALSEになった場合は、データはあるけど差異があるもの

N/Aとなっているものはデータが無いものになります。

ちなみにGoogleスプレッドシートでもvlookup関数は使えるので

覚えておいて損はないと思います~

まとめ

Excelの本来の使い方ではないかもしれませんが

便利な機能が沢山あるのでぜひ有効に使っていきましょう。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました!