こんにちは。ykira(@rakipagu)です。
弊社で「今年は海外のゲームショウに参加しよう」ということになり、一発目として8/2(金)〜8/5(月)に上海で開催された「ChinaJoy2019」に行ってきました。
中国最大級のゲームショウとのことで、同じ会場内で他のイベントなども開催されていました。
総入場者数は36万人を記録したとのことです。
東京ゲームショウ2018の来場者が30万人弱だったとのことなので、注目度の高さが伺えますね。
今回はそんなChinaJoyのレポートをお届けします。
ちなみに、一緒に行ったgmatsuの記事はコチラ!
ChinaJoy自体の説明などはgmatsuの記事をご参照ください。
ChinaJoyの公式サイトはコチラ!
同じ会場で様々なイベントが開催されています。
会場の看取り図
中国は上海新国際博覧中心という会場で行われており、広さは幕張メッセの2.4倍あるらしいです。
大きく、BTOCエリア・BTOBエリア・その他イベントエリアに分けられています。
ただし、BTOCエリアでもE3は物販、E7はコスプレ大会が専有していました。
※E1にコスプレの表示がありますが、入場ゲートがあるだけでした。
会場が広いということはそれだけ歩く必要があるということですので、一長一短あるかなと思いました。
会場への入場方法
○号入口と書かれているところから入場することになります。
私たちは2号入り口が比較的空いているとのことだったので、そちらからW5(BTOB)に入るかたちで入場しました。
ケリーホテルの目の前からになりますので、キレイなトイレで用を済ませて入れます。
まず会場自体に入るために、上海の地下鉄であるような荷物チェックがあります。
ただ、人が多いのでアラームがなっても簡単な検査でどんどん通していました。
手荷物検査を抜けると全家(ファミマ)や食事できるところがあるので、そこで朝食をとっても良いと思います。
更にその先にBTOCエリア・BTOBエリアの入場ゲートがありますが、大きな看板が立っているので経路はわかり易かったです。
入場ゲートでは駅の改札のように、チケットのQRコードを読み込みます。
外は日本と同じくらい暑かったですが、建物内は冷房がかなり効いていましたので快適でした。
BTOBエリア
W2〜W5の4つの会場がBTOBエリアです。
ただし、W5は半分くらい入場ゲートになっているので、実質3.5会場分というところでしょうか。
日本のゲームショウより設営が豪華で、一つひとつのブースが大きかったのが特徴的でした。
日本企業も多少ありましたが規模は総じて小さく、やはり現地中国の企業やUnity・EpicGames(UE)・Googleなど世界的な企業が大きくブース展開をしていました。
ただ、日本のアニメや漫画・ゲームのIPを全面に押し出しているところが多かったのが印象的でした。
中国でもジャンプ系漫画やFateなどは大人気なようです。
8/2(金)〜8/4(日)それぞれで見学しましたが、やはり8/2(金)の初日以外は明らかに人がいませんでした。
その分、BTOCエリアでは90分待ちだった西遊記のゲーム(PS4)がすぐに試遊できたりしたので、良い面もあると思いました。
中庭エリア
会場の広さが伝わるかわかりませんが、会場の内側エリアからの写真です。
かなり広いので1日で全てを見て回ろうとすると、確実に疲労困憊で次の日に支障がでます。
最低でも2日は見て回る日をとったほうが良いと思います。
BTOCエリア
BTOCエリアも1社あたりのブースが大きく、ひとつの会場に4社ずつ配置されていました(小さいブースも多少ありましたが)
どのブースもイベントをやるステージが表にあり、その裏側に試遊するスペースなどが設けられていました。
どこもコンパニオンさんの数が多く、コスプレしてステージイベントをしているところが多かったです。
日本よりもコスプレに対して好意的な印象を受けました。
本当にステージの大きさは圧巻です。
一方でe-sportsに対する熱量も高く感じました。
ステージには対戦台が設けられており、プロらしきチームがどのステージでもイベントを行っていました。
e-sports用の対戦ゲームを展示しているところも多かったので、ゲームショウというよりe-sportsショウと言っても間違ってはいないなと思いました。
プロが獲得したトロフィーなども飾られており、熱心にユーザが写真を撮っている光景をよく見ました。
その他のエリア
E7ではコスプレ全国大会が開催されていました。
人気のあるコスプレチームが出場していのか、8/4(日)はかなり人が多かったです。
日本のようにコスプレして写真を撮られるわけではなく、ステージで本格的な演劇を行っていました。
E3は物販エリアでした。もしかしたら一番混雑していエリアかもしれません。
ほとんどが日本のアニメや漫画・ゲームなどのキャラクター商品でした。
会場ではここで購入したと思われる、紙袋を持った人が大量にいました(ひとりで何袋も持っている人も)
E2ではIntel、E4ではQualcommのイベントを同時開催していました。
こちらもChinaJoyに負けず劣らずすごい人でした。
どちらもCPUの性能を見せるために対戦ゲームのイベントや試遊台が沢山あり、盛り上がっていました。
日本のようにコンシューマ(PS4やSwitch)ではなく、PCやスマホでゲームをやる文化が強いようでした。
E5ではe-smart、ハードウェアの展示が行われていました。
グラフィックボードやゲーミングキーボードなどを触ることができ、その場で購入もできるようでした。
コンパニオンの女性がGeforceを持って並んでいるのはなかなかにシュールでした。
まとめ
初めての中国で初めてのChinaJoy参加でしたが、とても充実していました。
ゲームショウは日本の規模を超えていると感じましたが、日本人の私としては日本のゲームがやっぱり好きだなーっと改めて思いました。
もし次回以降参加したいという方で不明な点があれば、ぜひ弊社までお問い合わせいただければと思います。
今回ChinaJoyに参加してみて、まだまだ情報が少ないなと思いましたので、何かの参考になれば幸いです。
それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!
※記事内の写真の日付は気にしないでください……